睡眠時無呼吸症候群(SAS=サス)の診断と治療

当院では、SAS=サスの診断や治療に特に力を入れていきます。
日本人には顔面骨格の特徴により、肥満がなくても無呼吸になる方が多くおられます。無呼吸はいびきや午後に眠い問題だけではなく、いずれ脳卒中、心臓病などなる危険大きいと言われています。実際、中等症以上の患者さんでは、睡眠中に病院にいればあわてて酸素投与をするほどのヒドい酸欠状態が、毎晩何度も生じています。
当院ではSASの診断が可能な簡易診断装置を導入しております。また、日赤病院と連携して精密検査(ポリソムノグラフィー)や鼻マスク治療(ネーザルCPAP治療)の圧調整も行います。
午後のだるさのある方、夜間に何度もトイレに起きる方、血圧がなかなか下がらない患者さんは、検査してみると SAS=サスだったという事が良くあります。SASの可能性があるか調べる簡単な検査もありますので、気になる方は一度受診してみてください。

★簡易PSGを実施する患者さんへ・・使い方がわからない時は、下記のビデオをご参照下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=wgRv5GyGw0w